久しぶりの投稿です。新年の抱負(New Year's resolution)はどこへやら・・早くも筆不精になってきており、反省しきりです。
さて、先週金曜日、プロビデンスの隣町ジョンストン(Johnston)で、永住権申請の最後の関門である「面接」を受けてきました。面接は朝8時に設定され、旦那も一緒です。
この面接では、私が永住権を申請したベースとなっているアメリカ市民との結婚生活が①まぎれもなく行われており、②永住権取得目的ではなく愛情に基づいていること を確かめるとのこと。
それらを証明するためには、面接官の質問に対する答えが夫婦で一致している必要があります。
私たちのケースでは、旦那が先に一人呼ばれて面接官から質問を受け、後で私が呼ばれ、同じ質問を受けました。幸い、私たちの面接官はフレンドリーな女性で、笑顔で迎えてくれたので、緊張せずに臨むことができました。
質問内容は「いつどうやって出会ったか?」「お互いの両親の名前は?」「結婚式はどこで行い、何人ぐらい参列したか?」「いつ仕事を始めたのか?」等、ひっかかりようもなく、ごく基本的なものでした。また、ふとしたきっかけで飼っている猫の話になり、猫の名前も聞かれました。
知り合いから聞いた話では、「家のカーテンの色は何?」「今日の朝食は何を食べた?」等聞かれるとのことだったので、そもそも細部にこだわらずに忘れっぽい旦那が何かやらかすんではないかと、非常に危惧していましたが、私達の場合はそのような質問は一切ありませんでした。
実際、「いつ付き合い始めたか?」という質問に、旦那は1年間違えて答えてしまったそうですが、私の答えと違っていても特に突っ込まれませんでした。まあ人間なら誰でも忘れっぽかったり間違えることもあるので、あまりにも二人の答えが不自然なまでに一致していると、逆に怪しまれたりするのかもしれないなぁなどと考えていました。
また二人の結婚生活を裏付けるサポート資料として、銀行の共同口座や保険、二人の連名となっている家のリース等の書類の他、二人の写真や手紙を持っていきました。写真などはそこまで見られないだろうと思っていたのですが、意外にも日本での旅をスクラップブックにしたものに興味津津で、「これはどこだ?」「この食べ物は何だ?」などと聞かれました。二人で旅行した時の航空券のコピー等も取っておくとよいそうです。
ひとしきり話した後、最後には日本語で「dog=犬」「cat=猫」など教えて終了でした。
結果はその場では通知されないかと思っていたのですが、「あ、Approvedだから」とさらっと伝えられ、グリーンカードが数週間で到着すること、今回のカードは2年の条件付きで、また2年後に面接があり、無条件カードに切り替えできることなどが伝えられました。
申請当初からこの日を待ちわびていた割にはあっけない終わり方でした。
しかし、何にせよこれでアメリカで独立した成人として認められたのだなと思うと、嬉しさがこみ上げてきました。申請送付から3か月の長くて短いvisa journeyでした。
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