2012/02/12

結婚を通じての永住権申請:労働許可がおりた!

つい先日、就労許可証(I-766)が到着し、同日付でオファーをもらった先で働くことになりました。昨年12月の申請から2ヶ月で到着というのは、噂に聞いていたより迅速で喜ぶべき事なのですが、就職活動はかなり前から進めていたため、一体いつ許可が下りるのかと内心やきもきしていました。

私の場合、「今、永住権申請プロセス中なんだけど、永住権が来るまで働くのが待てないので、とりあえず就労だけ許可してください」というカテゴリーでの申請でした。そのため、就労許可証には期限があり、期限内にグリーンカードが取得できなかった場合には、さらに延長を申し出るそうです。永住権申請と同時に就労許可の申請を行う場合は無料でした。

また、希望する場合は、就労許可申請と同時に、永住権申請中に出国及びアメリカ再入国を特別に認める申請も行えます。(私は、特に必要性に迫られていないのと、極力優先度の高いものに絞って申請プロセスを簡素・迅速化したいという理由により、今回は見送りました。)

アメリカ人との結婚を通じての永住権(グリーンカード)申請は、その他のカテゴリーでの申請より優先度が高く、プロセスは迅速に行われるとのことです。しかし、いくら迅速といっても数カ月~長ければ年単位で待つという話も聞きます。申請書類およびサポート書類をかき集めて郵送するまでがまず一苦労。一旦郵送した後、出来ることはひたすら待つだけ・・と、あまりに途方もないプロセスであり、またいつ何が起こるかもわからないため長期的な計画も立てにくく、個人的にはここ数カ月はまるで時が止まったかのようでした。

そんな時、せめても見通しを立てたいと、よく自分と似たような境遇の日本人の方のブログ等を見て、参考させて頂きました。というわけで、私のケースもどなたかの参考になればと思い、以下にタイムラインと注意事項を掲載します。

2011.12.6   グリーンカード申請書類一式をFedexで郵送
※就労許可申請(I-765)も同封する
※今後、プロセスの進捗がテキストメッセージおよびEmailで送られてくるように指定

2011.12.9      USCISより書類を受領したという内容のテキストメッセージ
※後日、同内容のレター(I-797C, Notice of Action)が到着

2011.12.13  バイオメリクス(指紋・写真撮影)の日時を指定したレターが到着

2011.12.28  隣町のApplication Support Centerでバイオメトリクス
※当日の持ち物として、IDとレターだけしか記載されていませんが、Centerに行くと当然のようにMarriage Certificateを提示するよう求められたので、忘れず持っていくようにしてください。
※この日撮影する写真が、労働許可証の顔写真になっていたので、気を抜かずに万全の体制で臨みましょう。おそらくグリーンカードにもこの日の写真が使われるのではないかと思われます。
私の担当だったスタッフのおじさんは、陽気な人で、一度目の写真があまりに変だったのであからさまにショックな顔したら、わざわざ撮り直しを申し出てくれました。でも、これはまれなケースかもしれません。往々にして、移民局関連のスタッフは情に流されずにこわもての人が多いようです。
それにしても、グリーンカード申請書類一式と共に提出した数枚のキメ写真はどこに行ってしまったのだろう・・

2012.1.27    永住権取得の最終プロセス、面接の日程についてレター
2012.2.1          USCISより「労働許可証のオーダーが指示された」とのメール
2012.2.7          USCISより「 労働許可証を郵送した」とのメール
2012.2.9          労働許可証、到着
※USPSで来ました。一見、普通のダイレクトメールみたいなので、間違って処分してしまわないように!
2012.3月初旬 面接予定

以上です。

大事な最終面接が残っているため、まだ気は抜けないのですが、今回一連のプロセスを通じて学んだのは、「何たってここはアメリカ。短気は損気。どんと構えるべし。」ということです。

なお、永住権および就労許可の申請にあたり、特に各書類の記入の際に参考にしたのが以下のウェブサイトです。http://www.visajourney.com/
ただ、移民局が指定する書類や申請の際の料金やルールはよく変わるため、最新情報については常に当局のウェブサイト(http://www.uscis.gov/portal/site/uscis)を確認し、必要に応じては、移民法専門の弁護士に相談することをお勧めします。


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