2012/01/03

アメリカのエコ習慣:regift/regiving

昨年のクリスマスに義理の妹からi Padをもらいました。我が家でも以前より購入を検討していたので、これは嬉しいと思いつつも、まだ大学生の彼女からそんな高価なもの頂いてよいのかしらと思いきや..."実はregiftなの!!"とのこと。

"regift/regiving"とは、以前ギフトとしてもらったんだけど、自分はそんなに使わないなぁというものを欲しい人にギフトとしてあげることだそう。言うなれば"お下がり"です。
ちなみに、義妹のケースは昨年のクリスマスプレゼントとしてi Padをリクエストし、義父母が購入したのですが、意外にも彼女の熱狂がすぐに冷めてしまい、全く使わなくなってしまったとのこと。 家族としても、日の目を見ずに放置されている端末を見て苦い思いをしていたところ、i Padを購入しようかと迷っている私が現れたということで、今回のregiftが成立しました。

"regift"は、ともすれば贈る相手や元のギフトの贈り主にも不快な気持ちを与えてしまうこともあるため、"rude"(失礼な)と考えるか"resourceful"(工夫に富んでいる・機転が利く)と捉えるかというのは状況によります。とはいえ、アメリカの世論に大きな影響を与えるTVプロデューサーで司会者のOprah Winfreyからお墨付きを得るなどして、近年より浸透しているそうです。アメリカといえば大量消費社会でリサイクルとは無縁というイメージがあったのですが、こんな習慣があったのですね。

Someone's Trash is Someone else's Treasure(誰かのガラクタは誰かの宝物) ということは往々にして起こるわけで、最低限のエチケットを守り、双方が満足すれば、個人的にはとっても"resourceful"だと思います。

もちろん、もらった i Padは非常に重宝しています!

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