「スクラブル(SCRABBLE)」というボードゲームについてご存知でしょうか?
クロスワードのように単語をつなぎあわせて得点を競うゲームで、1948年にアメリカで開発されて以来、かれこれ60年超の歴史があるのだそうです。アメリカでは、「モノポリー」と同様、最も人気のあるボードゲームの1つで、アメリカの家庭3分の1が所蔵していると言われています。
知的好奇心をくすぐり、子どもへの教育効果もあるとされ、世界121カ国で販売され、29カ国バージョンが開発されているとのこと。(wikipediaより)
アメリカの映画やドラマで、時々、お年を召した夫婦や友達同士が「スクラブル」に興じているという場面を見ることがあり、「ボードゲームの定番」という位置付けで、その存在について知っていました。以下は、「フォール・プレイ(Foul Play,1978年)」というアメリカのサスペンス&コメディ映画のワンシーン。
また、数年前から、主に本屋さんで「バナナグラム(Bananagrams)」が大々的に販促されているのをよく見かけるようになりました。
これも「スクラブル」の要素を取り入れたワードゲームです。文字タイルを入れておく袋がバナナの形になっており、見た目にもかわいらしく持ち運びしやすいこと、リーズナブルであること、スクラブルのようにボード内でプレイしなければならないという制約がなく自由度が高く、より知的好奇心を刺激するとのことで、若い世代の間でも人気に火がつきました。
そして今、"ソーシャル(social)"という要素を取り入れて大流行しているワードゲームが、"Words With friends"(またもやZynga社)です。facebook上で、またiPadやAndroid上で友達や知人と対戦できるスクラブルです。
"Word With Friends"を一躍有名にしたのが、Alec Baldwinという俳優が"Words With Friends"に夢中になるあまりにアメリカン・エアラインの飛行機から追い出されるという珍騒動でした。Alec Baldwinは、"Word With Friends"で続行中のプレイを中断したくないと、フライトアテンダントの注意に従わずiPadの電源を切ろうとしなかったため、飛行機から追い出されてしまいました。Alec Baldwinのスポークスマンによれば、「彼はWWFを続行したいがために、自ら飛行機を降りた」という程のはまり様。
こんなにも人を虜にしてしまう"Word With Friends"。ゲームを楽しむばかりでなく、"Words With Friends"に登録している相手とのチャット機能を用いて、友人や知人への連絡や交流の場とも化しているとか。また、このゲームを通じて出会い結婚にも至ったカップルまで現れるなど、新たな出会いのプラットフォームにまで進化しているとのことです。
ちなみに、私もAlec Baldwinのニュースを見てから興味を持ち、早速iPadでスクラブルを始めてみましたが、これがまた面白い・・!!
参考:
http://scrabble.wonderhowto.com/blog/scrabble-is-everywhere-movies-books-other-media-0116236/
http://www.boston.com/bostonglobe/ideas/brainiac/2007/12/scrabble_in_fic.html
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